放課後デイサービス イーネットスクール

防災食🍛

 皆さんは日ごろから防災対策はしていますか?

地震などの様々な災害の様子をテレビで観ることが近年多くなっていますね😢

その光景を目にした時に感じるのは『我が家も防災対策をしよう!』という思いではないでしょうか?でもその思いとは裏腹に、ついつい先延ばしにしている人も多いのでは⁈

 ということで

子どもたちにも防災への意識を持ってもらおう❕と5月3日『災害時の食事体験』を実施しました。

過去の災害経験を見ると、災害物資が被災地に数日届かなかったり、災害の復旧に1週間以上かかった例もあるようです。電気、水道、ガスが当たり前にある暮らしから一転、普段の生活からかけ離れた日々が突然始まります💧

でも

そこに卓上用カセットコンロと鍋があれば🌟

災害物資で届けられるパンやおにぎりに加えて、温かい食事という選択肢が広がります❣

今回の『防災食』は、カセットコンロの熱源を使用したカレーライス作りに挑戦です。

 まずその前に

災害時に役立つ『段ボールの椅子』作りからスタートしました。

段ボールの長い面の中央を内側に折り紐で縛ります。段ボールを紐で縛る作業は子ども達にはなかなか難しい❣

そんな中、友達と力を合わせて作る様子も見られました。

仕上がった手作りの椅子を壊さないようにそっと座ってみるKさんとNさん!

その強度に納得の様子でした☺

避難所でもこんな椅子があったら楽ですよね❣

今回はこの椅子を机代わりに使いました。

続いては

カレーライス作りです。

まずは

ポリ袋を使ったご飯炊きです。お米は災害時ということで研ぐことなく使いました。

1合のお米に対して180mlの水を計量カップで計り、二重にしたポリ袋に入れます。(0.5合の場合は100ml)

皆さん計量カップを手に、さながら理科の実験でも行っているような真剣な表情で計量していました。

ポリ袋の空気を抜いて口をしっかり縛ったら、沸騰した大鍋の中に入れ、30分煮て出来上がりです。

またそれぞれ持参したレトルトカレーもポリ袋に入れ、鍋で温めました。

 このご飯炊きの時間を利用して作ったのが『蒸しパンケーキ』です。

やはりポリ袋にホットケーキミックスと水を計り入れ、好みでココアパウダーを入れ、もんで混ぜ合わせました。

ご飯の時と同様に、ビニールの空気を抜いて口を縛るのですが・・・

材料が口元まで付いてしまい、縛る作業に苦戦💦中の材料をなるべく下に集め、口元で縛ろうと何度もチャレンジする子もいました。

 もう1つは『新聞紙食器』作りです。さっと折って作ることができ、ご飯の入ったポリ袋ごとこの新聞紙食器にかぶせれば立派に器として使えます。

洗わずに捨てられる!

災害時に役立つこと間違いなしですね。

この作業中、手順書を見てさっと仕上げた子が、作り方の分からない子に教えてあげる姿が見られました。

助け合いの精神‼災害時にはとても大切ですね🌟

 完成したカレーライスは室内外で試食です。『防災食』おいしくできたようです。

 食後には楽しみながら防災を学んでもらおうと『○✖防災クイズ』を行いました。

皆さん問題をしっかり聞いて、答えをだしてくれていました。

 今回の『災害時の食事作り』には9名の皆さんが参加してくれました。

普段顔を合わせたり、話すことのないお友達と会話を弾ませている様子に、仲間とコミュニケーションをとる良い機会にもなったのではないかなと感じました。

また、今回の会が皆さんにとって防災について考える一歩となってくれたなら嬉しいなと思います。

『防災食』第2弾❣

そんな機会があった時には、今回参加できなかった皆さんもぜひ参加お持ちしていますね☆

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